エキスパート職サイト

Expert Positions

エキスパート職の仕事

日本の首都・東京の日常を支える。その最前線に立つのが東京メトロのエキスパート職。お客様や車両、施設と向き合い、快適な輸送サービスの実現のために、それぞれの専門性を磨き、高め合いながらキャリアを築いていきます。

エキスパート職のミッション

1日約595万人へ高いサービスを提供
安全で快適な
輸送を実現
日常を支える
車両を
正常な状態に
保つ
様々な
電気設備の
保守管理
安全に列車が
走行できるよう
足元から支える
土木構造物の
改良や保守管理
利便性や
快適性の高い
空間を建築

エキスパート職の職種一覧

専門性を磨きながらプロフェッショナルへ。
「日常」を最前線で支える

東京メトロのエキスパート職は、鉄道事業のプロフェッショナルとして、東京の「日常」を支えることが求められます。それぞれの現場において専門性を磨き、高め合いながらキャリアを築いていき、安全で快適な輸送サービスを実現。東京を支える、その最前線で活躍する仕事について紹介いたします。

運輸職種

駅係員 車掌 運転士

※車掌、運転士になるためには、最初に駅係として勤務を行い、その後、職種転換試験に合格することが必要となります。

駅係員

東京メトロの顔として、
お客様に寄り添ったサービスを提供

ホームをはじめとする駅構内の安全管理や設備の点検、改札(インフォメーションカウンター)でのご案内や精算、収入金管理等など、駅の運営に関する業務を担当します。気持ちよく駅をご利用していただくために、お客様一人ひとりに寄り添ったサービスを提供します。

車掌

列車の一番後ろから、お客様の安全を見守る

電車の扉の開閉、出発・到着時の安全確認などを行い、定時運行を支えています。また、車内アナウンスや空調を操作し、安心で快適な車内環境の創出に努めます。トラブルが発生した場合には、お客様の安全を第一に行動する保安要員としての役割も担います。

運転士

安全に、正確に、快適に、列車を走らせる

乗務をする前に異常がないか入念に各機器を確認し、ダイヤに沿って列車を走らせます。東京メトロの高品質な輸送サービスを最前線で提供し、お客様を安全かつ、時間通りに快適に目的地へお送りします。他社線と相互直通運転をしている路線では、他社保有の車両を運転することもあります。

車両(検車)

車両の健康状態を、頻繁にチェック

車両の健康状態をチェックするドクターとして、日常的に点検・整備し、必要に応じて修理を行い、完全整備された車両を営業線に送り出すとことが使命です。検査には10日を超えない範囲で行う「列車検査」、3か月を超えない期間ごとに行う「月検査」等があります。また、車両基地構内での車両の入換運転も行います。

車両(工場)

細部に渡りチェックする車両の「人間ドック」

一定期間走行した車両を細部まで分解して念入りな検査を行い、必要な修繕を施します。工場に入場してきた車両をクレーンで切り離して土台に載せ、それぞれ担当する機器・装置を取り外して検査を実施。車両の全体像を把握し、広く深い知識が求められる仕事です。

電気(変電)

東京メトロを動かす電気を送り続ける

電力会社から受電した66kVまたは22kVという高圧電力を、列車用や付帯用などに変換・変圧し各所へ供給します。また、全線で62箇所ある変電所による電力送配電網のすべての電気設備の保守管理および修繕を担当。安定した電気を絶やすことなく、送り続けます。

電気(電路機械)

架線から照明まで、多種多様な電気設備を保守管理

多種多様な電気設備の保守管理を担当。その範囲は、列車に電気を供給する架線をはじめ、駅の照明や電気設備全般、エレベーターなどの昇降機設備、火災対策設備、空調換気設備、さらにホームドア等の点検整備や設置・更新工事も行います。保守範囲が広く、様々な知識やスキルが求められます。

電気(信号通信)

安全運行に欠かせない情報網を守る

信号設備と通信設備の保守管理を担当。信号設備には、列車の進路を振り分ける転てつ機や列車に信号を送るATC装置などがあります。通信設備は、放送装置や電話、列車無線など、連絡手段に用いられている設備です。いずれも列車の運行に直接関わる施設であり、故障時の緊急対応も行っています。

土木(軌道)

足元から鉄道の安全を支える

軌道(レール)の保守管理を担います。昼間は担当路線を徒歩での巡回・検査し、レールの亀裂やまくらぎの破損など、亀裂や破損等の異常がないかをチェックします。夜間には、保守用車を走らせて計測器を使った検査を実施。整備目標値の範囲を1㎜でも超えてしまってはならない厳しさで、列車の安全運行を支えています。

土木(保守土木)

時代を経て構築された土木構造物を保守管理する

トンネル、橋梁等の土木構造物や、トンネル内の諸施設の保守管理を行います。土木構造物は年数が経過するにつれて、徐々に漏水やひび割れなどが現れてきます。こういった変状を見逃さず、補修や改良が必要な箇所があれば、その工事方法を検討した上で、工事発注、施工監理を担当します。

土木(改良土木)

誰もがもっと快適に利用できる地下鉄へ

駅構内のエレベーター、エスカレーター等のバリアフリー設備の整備、連絡通路やビルとの接続通路の新設などの改良工事、混雑緩和や輸送改善のためのホームの増設や駅の改良など、大規模な改良工事を担当します。土木工事だけでなく建築や電気といった他部門とも細部を調整して実施します。

建築

過ごしやすく気持ちいい地下空間をつくる

お客様にとって安全で快適な駅とは何かを考え、地下という特殊な空間のなかにどのように建築し、利便性や快適性を高めていくべきかを検討しながら、工事の設計をします。また、工事に必要な行政機関との事前協議やプロジェクトに携わる多職種の社員との調整も重要な仕事です。