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師弟対談-運輸職

大手町駅務管区にて、係員として活躍する加藤さんと荒井さん。師弟関係という深い絆で結ばれる2人に、東京メトロの魅力や師弟のエピソード、今後のビジョンなどについて語ってもらいました。

  • 加藤 有沙

    営業部 大手町駅務管区

    加藤 有沙 Arisa Kato

    2017年入社

    2017年大手町駅務管区に配属。改札や駅ホームでのご案内、定期券の販売などを担当。若手社員の教育にも携わる。

  • 荒井 美和

    営業部 大手町駅務管区

    荒井 美和 Miwa Arai

    2021年入社

    改札での精算や駅構内の案内、駅事務室での電話対応、ホームでの放送や列車監視業務などを担当する。

女性が活躍できる環境に魅力を感じて

―東京メトロとの出会いと惹かれた理由を教えてください。 加藤 群馬の商業高校出身で就職を機に上京したいと思い、学校に貼られていた求人票を眺めていたところ、東京メトロを見つけました。姉が関東の鉄道会社に勤めていることもあって、仕事のイメージも知っていたので、楽しく働けそうだなと思ったんです。荒井さんはどうやって求人を見つけたの? 荒井 私は学校の求人サイトで見つけましたね。高校3年生の時にコロナ禍になって、社会がどうなるか見通しが立たないような状況で……。だから、絶対に世の中からなくならないインフラ系の会社に就職したいなと思うようになったんです。他の公共インフラ系の会社も見学に行ったのですが、女性の少ない職場だったことに不安を感じて。東京メトロは多くの女性が活躍していることに魅力を感じ、入社を決めました。 加藤 女性の受け入れ態勢はかなり進んでいるよね!他の会社に比べても、福利厚生が整っているし。誕生月に取得できるリフレッシュ休暇や、女性のための産休・育休や生理休暇など、制度が整っているのも嬉しいポイントでした。あとは、介護を理由に退職しても再雇用の機会があるというのがよかったです。万が一何かあっても、安心して地元に戻れるなと。 荒井 あとは、全国転勤がなく東京で働けるというのも魅力ですよね。CMで東京の魅力を発信しているのも、入社前から好感を持っていました。

社会人のイロハを教わる師弟関係の絆

―入社前後のギャップはありましたか? 加藤 覚悟はしていましたが、泊まり勤務は慣れるまで大変でしたね。朝8時から翌朝8時まで、休憩や仮眠をとりながら働くスタイルで。その代わり、平日に休みがとれるなど、プライベートも充実させられるというメリットがあります。荒井さんはどう感じた? 荒井 鉄道会社の社員は、いわゆる鉄道好きな人が多いのかなと思っていたのですが、案外そんなこともなかったですね。スポーツマンやおしゃべりな人とか、活発な人が多いと思います。 ―お二人の師弟関係について教えてください。 荒井 新入社員研修が終わって現場に配属された後、2か月間にわたり師匠の弟子として、現場のことを色々教えてもらいました。加藤さんは私が弟子になったとき、正直どう思いましたか? 加藤 素直ないい子が来てくれたな~、と思ったよ。「はい!」「分かりました!」「分かりません!」って、元気よく返事してくれたからね(笑)。 荒井 少し照れますね(笑)。加藤さんはよく笑ってくれるので、話しかけやすい先輩だなというのが第一印象でした。仕事はもちろんのこと人間関係の築き方など、社会人として必要なことを全部教えてくれましたよね。 加藤 そうかもしれないね。弟子の個性と師匠との相性を考えたうえで、誰に誰をつけるか決めてくれるので、基本的にみんな相性がいいし、周りから見ても特別な存在だよね。 荒井 はい。加藤さんが師匠で本当に良かったです! ―率直に、東京メトロはどんな会社だと感じていますか? 加藤 徹底的にお客様第一主義だなと。係員としては「やりすぎじゃない?」と思っちゃうこともあるほど、お客様のために尽くしています。でも、お客様から「ありがとう」と言われたら大変なことも全部吹き飛びますし、その一言のために頑張れます! 荒井 「ありがとう」の言葉は本当に嬉しいですよね。あと、みんなすごく仲がいいです。泊まり勤務明けにみんなで遊びに行ったり、休日にバーベキューしたりと、プライベートでも先輩や同僚と楽しんでいますね。

弟子の成長を見守ることの喜び

―成長を感じたエピソードを教えてください。 加藤 2年目に一人で急病人対応ができた時は、成長したなと実感しました。お客様の症状によって救急車やAED、担架、車椅子などの対応をしたり、周りの人に指示したりする必要があります。毎回何をすべきかが変わるので、経験を積んで判断力を養っていきましたね。 荒井 私は、駅ホームでの放送をスムーズにできるようになったときが印象的です。トラブルなどで急遽ご案内しなければならないとき、最初の頃はカミカミだったんです……。経験を重ねるにつれて、自分なりのテンプレートができていき、スラスラ話せるようになりました。 加藤 確かに昔はよく嚙んでたよね(笑)。私から見た荒井さんの成長は、車椅子利用のお客様対応を一人でできるようになったときかな。その背中を見て、「成長したな」と感じたよ。弟子になったばかりの頃は、後ろから控えめについてくる感じだったのに、独り立ちした1か月後に「私行ってきます!」って自ら手を挙げてくれたもんね。 荒井 早く加藤さんみたいなカッコいい係員になりたくて、頑張りました! ―師弟で印象に残っているエピソードはありますか? 加藤 荒井さんが20歳になった記念に、一緒に大阪と京都へ旅行しました。テーマパークで遊んで、お祝いして。私も師匠に成人記念旅行に連れて行ってもらったので、次は師匠になった私が弟子の荒井さんにお祝いしてあげたくて。 荒井 あのときは本当に嬉しかったですし、楽しかったです!北海道旅行もしましたよね。加藤さんの結婚式にも出席させていただいて。普段の業務でも、分からないことを相談すると、資料をまとめて丁寧に教えてくださるので、感謝の思いでいっぱいです。

スペシャリストとしてキャリアアップしたい

―今後の目標を教えてください。 加藤 東京メトロに10年勤めたら受けられる昇職試験があるのですが、日々の努力を評価していただき、7年目で早期受験する機会をもらえました。評価してくださった上司や、ここまで育ててくださった先輩たちに恩返しするためにも、いい結果を残せるよう頑張りたいですね。また、現在は女性の監督者が少ないので、女性社員のロールモデルとなれるようなキャリアアップを目指したいと思います。 荒井 私の目標は、後輩たちの質問に何でも答えられる先輩になることです。今は分からないことが多く、質問を受けても一度先輩に確認することが多いのですが、スムーズに問題を解決するためにも知識を増やしていきたいです。また、券売機の売上計算も今以上にスピーディにできるようになりたいですね。今後も駅係員として経験を積み、駅のスペシャリストを目指していきます。 ―最後に、就職活動生へのメッセージをお願いします。 加藤 個性豊かな社員がたくさんおり、上司や先輩はいつも支えになってくれます。大変なこともありますが、お客様から「ありがとう」「頑張って」「かっこいい」といった言葉をいただく機会も多く、それがやりがいにつながっています。興味のある方はぜひ私たちと一緒に働きましょう! 荒井 学生時代の友だちに「東京メトロで働いている」と言うと「すごい!」と言われます。全国的に知名度の高い企業で働き、お客様の日常を支えていることが誇らしいです。泊まり勤務は体力が求められますが、翌日はしっかり休めますし、自由に過ごせるので充実感があります。優しく指導してくれる先輩ばかりなので、安心して飛び込んでください!

※記載内容は取材当時のものです

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