運輸職種(駅→本社)


社員研修の充実を図り、
より良い業務と労働環境を実現する

営業部 営業企画課

竹内 真由子Mayuko Takeuchi

2007 年入社

出身学部/造形専攻

営業部員の業務レベルを上げるための研修など、研修内容の作成や実行・管理をしています。また、それに伴う外部折衝などを行っています。これまで行われてきた研修内容を振り返り、常に現状に即した内容へとブラッシュアップし、社員に提供するのが私の仕事です。業務に直結するものや福利厚生に関する知識を高めるためのものなど、様々な研修があるため、年間スケジュールに則って、適切な研修を提供しています。

すんなり溶け込むことができた新しい環境

私は社会人採用で東京メトロへ入社しました。前職では男女間の仕事に差があり、フラストレーションが溜まるところがあったのですが、当社では仕事内容で性差を感じることは一切なく、自分らしく働くことができるようになりました。

全くの畑違いの企業から転職してきたので、覚えることはたくさんありましたが、同僚や先輩が快くサポートしてくださり、助け合う環境の中でスムーズに仕事にも慣れて、すんなりと溶け込むことができました。自分では気づいてなかったのですが、前職の頃は家族に強く当たってしまう場面もあったようですが、東京メトロに転職してからはそのようなこともなく、精神的にもすごく良い環境に移れたのだと思います。

入社して半年が経った頃、副都心線の東新宿駅開業業務に携わりました。集められたメンバーで「新しい駅には何が必要か」を考え、開業に向けて形にしていく過程は、忙しかったけれど仲間意識も高まり充実していました。お客様の満足を高めるためにいろいろなことに挑戦してみようというベンチャー的な雰囲気、あるいは学園祭の雰囲気みたいなところも少しありました。今でもその駅に行くと、当時のことを思いだしてちょっと胸が熱くなります。

働きやすい環境を皆でつくっていこうとするカルチャー

約 10 年間東新宿駅に勤めていましたが、その間に結婚し出産をしました。もちろん、当時から各種制度は整っていたのですが、その時はまだ女性社員が少なく、皆が慣れない中で手探りな状態での産休・育休でした。

それでも上司や同僚が丁寧に相談に乗ってくれたり、制度を調べてくれたりなど、職場の皆が私の人生をしっかりバックアップしようとしてくれる姿勢をすごく感じました。こういう温かさは、入社当初から今に至るまで変わっていないと感じています。

もちろん復職に関してもウェルカムな姿勢ですし、家庭と両立して働く環境は、現在すごく整備されました。今、私は営業部員に対して、そうした制度の周知徹底を図る立場にいますが、「研修でこういう制度がありますよ」「このようにして利用してください」という情報を提供すると、「教えてもらえて良かった」という声を数多く寄せられます。男性の育休に関しても、まだ認知が低い部分もありますので、意識変革をもっと進めていきたいと考えています。東京メトロは、皆が働きやすい風土をつくっていこうという空気に満ちた会社だと感じています。

市民の日常に貢献しながら、ライフスタイルの充実も

良くしていこうという雰囲気は、福利厚生の制度ばかりではありません。当然、私たちの本分である、安全で安定した輸送を確保し、お客様サービスを向上させるという部分に関しても、一人ひとりが高い意識をもって常に行動しています。

日々、研修内容を考えていく上では社員のスキル向上と同時に、キャリアプランが充実したものになるようにということを意識しています。社内資格につながるようなものばかりではなく、一般的な資格や自己研鑽など幅広い内容を用意していますが、一人ひとりがその意図を理解して、いろいろな研修に取り組んでくれるので非常に心強く感じています。

東京メトロは性別に関係なくキャリアアップすることができますし、家庭と両立しながら働ける環境が揃っています。鉄道という交通インフラを通して、市民のみなさまの日常を支えるという意義深い仕事をしながら、ライフスタイルに合わせてキャリアを築いていける職場ですので、私は研修機会の提供を通して、さらに社員の人生が充実するようにサポートしていきたいと考えています。

※記載内容は取材当時のものです

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