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Comprehensive Work

子育て社員クロストーク

東京メトロでは、仕事と育児を両立している社員が多数活躍しています。ここでは、子どもを持つ 4 名の社員が、いろいろな立場から東京メトロでキャリアを積む魅力を語り合います。

  • 企業価値創造部

    板羽 亮

    Ryo Itaba

    2011年入社

    経済学部

    流通・広告事業部で商業施設の運営・管理に携わった後、グループ会社のメトロ開発(株)に出向。2020年より企業価値創造部に在籍し、新規事業の運営に従事。4歳と1歳の二児の父。

  • 国際ビジネス部

    野村 美祐

    Miu Nomura

    2012年入社

    文学部

    不動産事業第二部にて物件管理、流通・広告事業部にて各事業の収支分析などを担当した後、外部団体へ出向。その後、財務部にて契約制度検討や国際調達に携わり、2023年より国際ビジネス部へ。7歳と1歳の二児の母。

  • 人事部人事課(東京都出向)

    辰巳 鴻介

    Kosuke Tatsumi

    2018年入社

    工学研究科

    改良建設部にて駅改良計画の立案や、虎ノ門ヒルズ新駅の施工管理を担当した後、2022年より東京都に出向し、新交通システムの事業化検討に従事。0歳の一児の父。

  • 工務部

    辰巳 美里

    Misato Tatsumi

    2019年入社

    地球環境学舎

    工務部軌道課にて、軌道部材の適切な維持管理に向けた調査・検討業務に携わった後、2023年より工務部工務企画課に異動し、部内の予算管理を担当。0歳の一児の母。

男性社員も、育児休職を取得するのが当たり前に

板羽
私は娘が二人いますが、野村さんもお子さんが二人いらっしゃるんですよね。

野村
はい。入社5年目に長男を、10年目に次男を出産しました。私は社内結婚で、夫は駅に勤務しています。一人目の時は私が産休と育休を取って子どもの面倒を見ていましたが、二人目の時は、自分は産休だけで復帰し、夫に育休を取得してもらいました。当時、自分の仕事がどんどん面白くなってきて、二人目をもうけた時に夫に相談したところ、「じゃあ僕が育休を取るよ」と進んで育児を担ってくれました。うちの家庭は、夫のほうが家事は得意なんですよ(笑)。

辰巳(鴻)
確かに、最近は男性社員も育児休職を取るケースが増えていますよね。板羽さんも取得されたと聞きました。

板羽
そうなんです。私は2019年と2022年に子どもが産まれ、それぞれ1年ほど育休を取得しました。一人目の時はそれまで男性社員で育休を長期間取得する人はほとんどいなかったのですが、育児には主体的に関わりたいと考えていたので、思い切って長期間取得することにしました。

辰巳(美)
当時、男性社員の育休取得は珍しかったとのことですが、社内の反応はいかがでしたか?

板羽
一人目の時は、ちょうど昇進試験の年度で、育休を取得することで試験が受けられず、キャリアアップが遅れるんじゃないかと上司が心配してくださりました。でも、私としては育児のほうが大切だと考えていて、産まれたばかりの可愛い我が子と向き合い、成長を見守る機会を逃すほうが後悔すると思ったんです。実際、育休期間中は毎日が新鮮で、とても貴重な経験を得ることができました。

育休後、負担なく働けるように配慮もしてくれる

野村
(辰巳)鴻介さんと美里さんも、社内結婚なんですよね。

辰巳(鴻)
そうです。私たちは社会人になって早々に結婚し、2022年に子どもが産まれました。私は東京都に出向していて業務が多忙な時期でしたが、育休を取った妻と一緒に育児にあたりました。

辰巳(美)
産休前は、主に調査業務に携わっており、業務の中で昼夜問わず現場に出向く機会が多々ありました。妊娠が分かった時は、これまでのように現場に出ることができなくなり、今後どのように仕事を進めていくのか不安でいっぱいでした。しかし、課内のみなさんが嫌な顔もせず調査を代行してくださり、また体調を心配して上司が業務量や労働時間を調整してくださるなど、周囲のサポートのおかげで産休に入るまで業務を続けることができました。

野村
東京メトロは、人に対して温かく社員を大事にする会社ですよね。

辰巳(美)
本当にそう思います。私は技術系社員として入社していますが、復帰後は、夜間調査や休日労働などの必要がないデスクワークを中心とした業務を担当させていただいています。こうして無理なく仕事と家庭を両立できる環境があることに感謝しています。

板羽
私の場合も、周りのみなさんが育休を取ることを応援してくれましたし、上司も「後悔しないように、自分の希望する期間をしっかり取ってもらって構わない」と、長期の取得を後押ししてくれました。復帰後、いまチームをマネジメントするような立場に就いていますが、メンバーたちも積極的に育休を取得していて、私もできる限り支援したいと思っています。

時短勤務やテレワークなど、両立支援制度も充実

野村
東京メトロは、仕事と育児の両立支援制度も充実しています。一人目の子どもの時も十分に整備されていましたが、その後さらに制度が拡大し、「時差始終業」制度などが新たに導入されました。これは、育児などにおいて社員の都合にあわせて始業時刻を早くしたり、遅くしたりできる制度です。私は子どもを保育園に預けてから出社する際に、慌てなくて済むように、少し遅めの時間帯に出社するなど、臨機応変に利用させてもらっています。

辰巳(美)
「時差始終業」は本当に助かっています。私はまだ子どもが0歳で、保育園の延長保育が利用できないので、保育園の送迎のために毎日利用しています。また、平日に1時間余裕ができるだけで、終業後に予防接種や乳幼児健診に連れて行くことができるので、我が家では欠かせない制度になっています。

野村
あとは、育児に対してみなさん理解がありますよね。私も、子どもが病気になって休まなければならないことが多々あり、そのたびに申し訳ない気持ちでした。ですが、周りも同じように子育てをしながら働かれている方が多く、また子どもがいる方もいない方も助け合いという形で、いつも快くサポートしてくださりました。

辰巳(鴻)
テレワークが一般的となり、より仕事と育児の両立を図りやすくなっていると感じますね。申請すればテレワークが可能ですし、私がいま出向している東京都もテレワークを推奨しており、夫婦で業務の予定を確認しながらテレワークを上手く活用することで、仕事と育児を両立しています。

東京メトロなら、自分の人生を自分で決められる

野村
私は仕事が好きなので、育児と両立しながらいろいろなキャリアを積みたいと思っています。近々、夫や両親の協力を得て、海外にも出張する予定です。私はいま国際ビジネス部でベトナムにあるグループ会社の経営管理を担当しており、定期的に現地に赴いて業務を行う必要があるのですが、上司から「行けそう?どうする?」と打診されて、「行かせてください」と伝えました。幼い子どもがいるから海外出張は難しいと思われるケースもあると思いますが、東京メトロでは、本人の意向を尊重してくれて、きちんと機会を与えてくれます。

板羽
そう。東京メトロは、自分の人生を自分で決められるんですよね。私もあまり前例がない中であえて育休を取りましたが、その間、家族と過ごす時間がいかに贅沢かということを実感しました。また、子育ての経験が私を豊かにしてくれて、仕事にも活きています。今、新規事業である子ども向けのロボットプログラミング教室の運営を担っていますが、ユーザーである子どもの親として事業を自分事として捉えることができ、情熱をもってビジネスに取り組んでいます。

辰巳(鴻)
子どもを持つことで、私も仕事に対する責任感が大きくなりました。東京都に出向して新交通システムの事業化検討に携わっていますが、その経験をもとに将来は新線の建設を手がけたいと思っています。それは、子どもたちの未来に大きく関わることであり、我が子の世代のためになると思うと仕事への意欲も一層湧いてきます。

辰巳(美)
私も同じ思いです。今後、新線建設や新規事業などの新たな分野に挑戦したいと考えていますが、何よりも守らなければならないのは「安全」。子どもを持つことで、より安全な社会をつくらなければという意識が高まりましたし、よりいっそう東京メトロで働く意義を強く感じています。

※記載内容は取材当時のものです

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