Interview12
広報部 宣伝課 西山慧

一般管理(広報)

企業経営の方向性を見定め、


東京メトロならではのメッセージを


社会に届けていく

広報部 宣伝課

西山 慧SATOSHI NISHIYAMA

商学部 卒
2010年入社

コスト削減という大命題を担う
プロジェクトの事務局として

鉄道統括部に配属され初めて携わった業務がコスト削減プロジェクトでした。2004年4月に東京地下鉄という社名にかわり民営の会社として走り出すためにさまざまなプロジェクトが立ち上りました。その中でコスト削減という至上命題を担うプロジェクトの事務局として、定例会議の運営を通じた課題共有、解決策の議論、先進企業のベンチマークや様々な各部支援などを通じてコスト削減の推進を図りました。また、個別案件のコスト削減にも取り組み、グループ全体におけるOA機器の調達コストと機能の最適化、自動改札機の磁気・IC併用機からIC専用改札機への置き換えなどを推進しました。各部の深層に入り込み実務担当者と膝を突き合わせて話し合うことで、鉄道本部内のそれぞれの現場がどのような意識をもって日々の業務に取り組んでいるのかを知ることができました。
2014年には、観光庁の地域競争力強化支援室に出向し、地方に訪日外国人観光客を誘致するため、Wi-Fiや多言語表記などの受け入れ環境の整備や海外各国に向けたプロモーション活動を地方自治体や関連事業者と連携して実施しました。当時の同僚であった地方自治体や鉄道、航空、金融等の各業界からの出向者とは今でもつながりを持ち、困ったことがあればいつでも相談ができる関係を築いています。

論理と感性とを使い分け、
広告宣伝をプロデュース

2016年7月に社内に戻り、経営管理部経営戦略担当として中期経営計画(2016~2018)のフォローアップと新中期経営計画(2019~2021)策定に携わりました。特に、新中期経営計画については、2017年に社長が代わって初めての中計ということもあり、より新たな視点が求められる中で、企業財務領域の知識を深めながら、目標値の定め方や内容のつくり込み、その伝え方を含めて、関係者から納得感を得ながら策定できたのではないかと思っています。
現在は広報部宣伝課において、年度ごとの広告宣伝計画の企画立案、各種広告宣伝キャンペーンの企画調整、効果測定定量調査の実施などを担当しています。広告宣伝で打ち出すべきメッセージを企画する段階では、今後の企業経営の方向性や外部環境の変化を踏まえ、報道機関対応を担う担当とも連携しながら、広告宣伝が担うべき役割を明確化した上で、役員会に上申します。また「Find my Tokyo.」や「安全。安心。メトロの目」などの個別キャンペーンの実施にあたっては、詳細な表現・演出内容の調整、各現場への撮影協力要請、制作物の確認なども行っています。そして定量調査を通じて、自分たちが感覚的に抱いていた仮説が数値面からも評価実証されることで、訴えたかったメッセージが社会に届いたことを実感できますし、それらを基に意思決定が前に進んでいくことにも手ごたえを感じます。
宣伝課に着任当初は、それまでの経験から「論理」重視で仕事に取り組むことが多かったため、「感性」を大切にする業界の特性に戸惑うこともありましたが、今では場面に応じてこれらを使い分けながら、両者を橋渡しする役割を担えることにやりがいを感じています。

会社の足腰や、体幹を
鍛える取り組みを

現場社員を取り上げる広告キャンペーン「安全。安心。メトロの目」の制作にあたっては、企画内容を作り込む前に、各回で取り上げるテーマの背景に存在する思想や志について役員クラスで議論し、そこから映像の中で訴えるメッセージにつむぎ出します。その後、現業に出向いて現場社員に取材し、撮影に入るという流れで制作を進めていきます。「輸送サービスの改善」というテーマで臨んだ制作に、私たちは「日々の運行を守りながら、未来の利便性をつくっている。その両者を追い求める姿勢に、東京メトロらしさがある」というメッセージを込めました。そして実際に役員から現業社員まで取材を進める中で感じたのは、立場や取り組む仕事が異なっても、その根底には同じ志が存在しているということでした。この一体感こそが鉄道事業の礎を築くものであり、東京メトロを支えているのだと強く感じることができました。
今後の東京メトロの成長を考える時に思うことが一つあります。新たな取組を進めようとする際、計画をつくるだけ、目標やスローガンを掲げるだけでは不十分で、現状をよしとせず変革しようとする組織風土やその実現に向けた個々人のスキルといった要素が揃わないと、現実を理想に近づけていくことはできません。これまで私は、世に出るものを作り上げていく仕事が多かったのですが、決して世には出ることはないものの、組織や人財といったテーマも企業の成長を支える重要な要素であると実感するようになりました。今後のキャリアでは、組織風土や人財育成のような、会社の足腰や体幹を強くするような仕事にも携わり、これまでと違った観点からも会社の成長に貢献していきたいと考えています。

Career

2010年

鉄道統括部 計画課 コスト削減プロジェクトにおける会議の運営、各部コスト削減活動の支援、コスト削減施策の企画・実現などを担当

2014年

観光庁 出向 地域競争力強化支援室にて、地方に訪日外国人観光客を呼び込むため、受け入れ環境の整備や海外へのプロモーション活動を実施

2016年

経営管理部 経営戦略担当 中期経営計画(2016~2018)のフォローアップと新中期経営計画(2019~2021)策定を担当

2019年

広報部 宣伝課 広告宣伝計画の企画立案、「Find my Tokyo.」や「安全。安心。メトロの目」キャンペーンの企画調整、効果測定定量調査の実施など

有酸素運動とクラフトビール、その勝者はどちらに?
休日の過ごし方について

有酸素運動とクラフトビール、その勝者はどちらに?

1年半ほど前から自宅近くのジムに通い始めました。筋力トレーニングや有酸素運動など、これまでどちらかというと苦手としてきた単純にからだを動かすだけの運動を自分に課すことにしたのです。日々の食事にも気を配るようになり、余計な脂肪が落ちて、からだが軽くなると思ったのですが…。同時期に旅行先で味わったクラフトビールが味わい深く、完全にはまってしまいました。以来、珍しいビールがあると聞けば、お店や地方の土地を訪ねています。

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※内容は取材当時のものです