Interview17
電気部 信通工事所 通信課 西川祥子

機電系(電気)

通信設備を通して


より使いやすい駅の機能を


創造する

電気部 信通工事所 通信課

西川 祥子SHOKO NISHIKAWA

理工学研究科
総合デザイン工学専攻 修了
2016年入社

安全・安定輸送を堅持する
東京メトロの現場力の高さを体感

大学院ではミクロな世界を探求する基礎研究に携わってきたのですが、就職にあたっては人々の生活に直接関わり、その支えとなるような仕事に就きたいと考えました。東京メトロではお客様の安全確保のために積極的に設備投資を行っているため、技術者として活躍できる場が多いのではないかと考え、入社を希望しました。
研修として駅係員業務や車掌業務などを経験した後、最初に配属されたのが千代田線信通区でした。信号・通信設備の保守管理、工事監理を担当する部署で、夜間に行う軌道内での定期検査や障害発生時の緊急対応などを経験し、安全・安定輸送を守る仕事の重要性とその大変さを身をもって学ぶことができました。また、現場における補修・メンテナンス技能を保つために開催される「技能競技会」に一作業員として参加し、優秀賞を受賞することができました。技術、技能の伝承にかける指導者の熱い想いに触れ、その想いに応えてメンテナンスを実施するメンバーの高度な技能とチーム力を目の当たりにできたことは貴重な経験でした。

お客様にとって
より使いやすい駅の実現

その後、信号通信課に異動となり、通信設備の更新計画の立案および導入設備の仕様検討、保守契約の締結などの業務を経験しました。日比谷線の列車無線システムの更新では、その仕様検討から発注時期や工事のスケジュールの調整、億単位の設備の発注までを担当することができました。
現在は、通信設備の工事発注を担う信通工事所通信課で、主にエレベータやエスカレータなどのバリアフリー設備の設置を伴う駅改装工事において、通信設備工事の設計、発注、設計変更業務等を担当しています。駅の改装に伴うセキュリティカメラや乗務員用の合図器、インターホン設備、映像モニタなどの設置や多岐にわたる通信設備を取り扱うことになるため、それらの設計や施工方法、材料の選定について、一つひとつ経験を重ねながら学んでいるところです。
駅の改装工事は、建築担当をはじめ多くの職種、関係者の連携によって進められます。改装工事全体の大きな流れに支障をきたさないように、わからないことがあれば上司や先輩に助言を求めたり施工者の意見に耳を傾けたりするなど、周囲を巻き込んで最善の策を見つけられるよう努めています。
バリアフリー設備の設置は、駅をお客様にとって使いやすいものにするという意味で、とても重要な仕事だと考えています。現在、担当している外苑前駅の改装工事は、銀座線リニューアルプロジェクトの一環で、公募によって選ばれた未来志向の駅デザインの実現に向けて、多くの担当者が創意工夫を重ねて取り組んできました。私が担当するのは、その最終段階の設計変更業務ですが、このようなプロジェクトに通信担当として携われることにやりがいを感じています。

東京メトロの新たな可能性を
広げていくために

これまで、信号・通信設備の保守管理の最前線を経験し、通信設備の更新計画に携わり、現在は通信設備工事の実施段階での業務を経験しています。それぞれの部署で、必要とされる専門知識を深めることはもちろんですが、さまざまな場所で経験を積みながら広い視野を得ることで、より質の高い仕事ができるようになるのだと感じています。与えられた役割を着実に果たせるよう努力を重ねながら、総合職社員としては東京メトロの新たな可能性を広げるような視点を培う経験もしてみたいと思っています。
たとえば社外の研究機関などへの出向を経験し、新技術の開発やその導入に向けた道を拓いていく力を付けたいと考えています。また一方では、海外事業に携わり、定時運行をはじめとした世界に誇れる東京メトロの強みを、広くアピールするような活動にも取り組みたいと思っています。
学生のみなさんにお伝えしたいのは、さまざまな部門で経験を重ねながらそれらを糧にして、自分自身の将来について夢を語りこの会社の将来について発信し、行動していけるのが東京メトロの総合職の魅力だということです。一緒に頑張りましょう。

Career

2017年

電気部 千代田線信通区 夜間軌道内での定期検査や、障害発生時の緊急対応などを通じて、安全・安定輸送の大変さを身をもって学ぶ

2019年

電気部 信号通信課 通信担当 本社の計画担当として、列車無線工事物品の仕様検討や設備の発注、役所への電波利用申請、保守契約の締結などを担当

2020年

電気部 信通工事所 通信課 バリアフリー関係設備の設置を伴う駅改装工事の中で、通信設備の新設工事の設計、発注、設計変更業務を推進

スケジュールを調整し、有意義な私だけの時を彩る
休日の過ごし方について

スケジュールを調整し、有意義な私だけの時を彩る

昨年の9月に1週間の休暇を取得し、ニューヨークを旅してきました。ブロードウェイでミュージカルを観たり、世界貿易センタービルの跡地を訪ねたり、ブルックリンまでサイクリングをしたりと、夢のような時間を過ごすことができました。担当業務のスケジュールを調整して有意義な自分の時間を彩ることができるのは嬉しいです。また、3歳から続けてきたピアノも今では休日のストレス発散ツールになっています。先日もピアノの発表会で、小学校の同級生との連弾を楽しみました。

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※内容は取材当時のものです