Interview16
電気部 電機工事所 変電課 菊地紘平

機電系(電気)

最新技術や設備の進化を


採り入れながら、変電設備の


あるべき姿を描き直す

電気部 電機工事所 変電課

菊地 紘平KOHEI KIKUCHI

工学研究科
電気エネルギーシステム専攻 修了
2015年入社

実際の変電設備に触れ、
現場の最前線で学ぶ

研修後に電気部に配属となってから、一貫して変電設備に関わる業務に携わってきました。東京メトロの変電設備は、電力会社から供給される電気を、電車を走らせるための電気や駅で利用するための電気など、用途別につくりかえて供給するという重要な役割を担っています。まさに安全で安定した列車運行に不可欠な設備です。
最初に配属となった変電区では、変圧器や遮断機などの変電設備の定期的なメンテナンスや設備更新の工事管理を担当しました。加えて技術教育担当として、変電区内で実施する教育内容の企画、調整、資料作成を行いました。実際に設備機器に触れる機会も多く、変電設備の技術ユーザとして必要な知識や技術を、現場の最前線で学ぶことができた2年間でした。
電力課に異動後は、変電設備を健全に維持するために行う更新工事における設計業務や30年先を見据えた設備更新のためのロードマップ策定を担当しました。さらに事故復旧を迅速化するための新技術導入検討にも加わり、メーカーや研究所と連携した導入効果の検証に携わりました。

過去最大規模の
設備更新工事の推進役として

現在は、電力課時代にも担当していた更新工事の設計業務により特化した電機工事所という部署で、設備更新工事の設計や発注業務を担当しています。地下という制約の多い空間の中で、電気の供給を止めないことを前提に、社内の関係部署をはじめ機器メーカーや施工者との調整を図りながら、より効率的な更新工事を実現すべく業務に取り組んでいます。また、自ら設計した設備が無事に稼働できるように、工事の施工管理を担当することもあります。
目の前の大きなミッションとしては、過去最大規模の更新工事があります。これまで培ってきた知識や経験を総動員して、乗り越えなければならない課題の解決に取り組んでいるところです。東京メトロの総合職は、若いうちから非常に大きなプロジェクトを任せてもらえます。その反面、経験が浅い中で、発注者として機器メーカーや施工者との協議を先導しなければならず、知識不足、経験不足を痛感する場面も少なくありません。心がけているのは、複雑な問題を一人で抱え込まないこと。経験豊富な上司や先輩に相談するなど、足りない知識は周囲に働きかけて、それぞれの意見を参考にしながら、解決策を見出すようにしています。
変電設備が、お客様の目に触れることはほとんどありませんが、地下鉄の運行を支えるほぼすべてのエネルギーを供給しています。更新工事の設計は骨が折れるものも多いですが、その分、設計図どおりに設備が無事に稼働した時には、自分の仕事がお客様の日常を支えていることを実感し、やりがいを感じます。

身につけた技術を土台に
より良い社会の実現に貢献したい

技術は日々進化を続け、変電設備もより高機能になっていきます。そうした技術や設備の進化を効果的に採り入れるためにも、変電設備のあるべき姿を描き直す時期に来ているのではないかと考えています。これまでの設備更新の経験を生かして、そうした動きを主導していきたいと考えています。一方、総合職として、いずれは経営に携わる立場になるということを見据えて、経営視点に近い業務に挑戦してみたいという想いもあります。電気部門で培った「技術」を土台に、さまざまな社会課題に対して「東京メトロらしい解決策」を引き出し、より良い社会の実現に貢献したいと思っています。
東京メトロは1日750万人以上にご利用いただく地下鉄の運営を通して、複雑化していく社会課題に答えを見つけ、東京と共にさらに成長していく企業でなければなりません。そして総合職には、東京メトロの可能性を切り開いていくことが期待されています。特に機電系の部署には、鉄道輸送の安全を支えること、より快適なサービスを提供することなど、幅広い活躍の場が用意されています。社会課題がますます複雑化していく環境の中で、東京メトロがいま以上に成長していくためには、さまざまなバックグラウンドをもった多様な個性が必要です。みなさんの素晴らしい個性を東京メトロで発揮していただけることを期待しています。

Career

2016年

電気部 白金変電区 変電設備のメンテナンスや設備更新の工事管理、社員の技術教育などを担当

2018年

電気部 電力課 変電担当 設備更新工事の設計、変電設備更新のためのロードマップ策定、事故復旧を迅速化するための新技術導入の検討

2019年

電気部 電機工事所 変電課 変電設備の更新工事の設計および発注業務を担当、現在、過去最大規模の設備更新工事を推進

サウナで汗を流し、料理に腕を奮う
休日の過ごし方について

サウナで汗を流し、料理に腕を奮う

休日やオフタイムに楽しんでいるのは、サウナと料理です。サウナは、好きな友人に誘われて利用したのがきっかけで好きになりました。最初は苦手だった水風呂も、いまでは水風呂に入るためにサウナに通うほどハマっています(最近はあまり行けませんが…)。料理は、子供が生まれて外食する機会が減ったこともあって、外で食べたいメニューを家でつくるようになりました。最近の自信作は、鶏ガラを長時間煮込んでつくる中華そば。我ながら絶品の仕上がりです。もうすぐ2歳になる息子が「おいち」と言って食べてくれると幸せな気分になります。

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※内容は取材当時のものです