TOKYO METRO RECRUITING 東京地下鉄株式会社 新卒採用情報

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Vol.2 メトロのスペシャリスト達


Specialist’s Insight Vol.2

車両職種 1997年 入社

近岡 敬一郎 Keiichiro Chikaoka

小さい頃から機械を触るのが好きで、工業高校で電子機械科に進んだ近岡。高校3年生の時に東京を訪れた際、首都東京の地下を縦横無尽に走って多くのお客様が利用する東京メトロの列車に驚き、「この会社で働きたい」と考えるようになったという。長年携わってきた点検業務や現在の仕事を振り返ってもらった。

車両の点検業務を経て
現在は人相手の仕事に

1997-2002
和光検車区
入社1-5年目

和光検車区

検車区では定期的に車両の点検を行います。主には数日に1回の外観からの列車検査と3か月に1回、詳細に機能確認試験などを実施する月検査があり、これらの検査の際に車両を入換える運転業務、出入庫を行う業務、修繕作業などを行います。当然ながら、最初は右も左もわからず、ただただ電車の巨大さに圧倒されていましたが、先輩の指導のおかげで、少しずつ仕事を覚えていきました。
特に印象に残っている仕事は、列車の故障対応です。基本的に当日の検査で判明した故障は、当日中に修理をしなければならないので、宿泊勤務者全員で対応にあたることになります。その際に求められるのはスピード感、フットワークの軽さ、そして作業者同士のチームワークです。実際、現場では先輩・後輩・上司・部下関係なく動ける人が動く、手の空いている人がやるといった感じで、年配の方たちも率先して機敏に動いてくれました。まるで家族のような一体感があり、仕事に対するモチベーションも上がりました。

入社6年目

埼玉高速鉄道

埼玉高速鉄道に3年間にわたって出向しました。仕事内容としてはそれまでと同様の検査業務でしたが、車庫内ではなく営業線での作業だったので、ひとつのミスが取り返しのつかないことになる緊張感のなか、指令所との無線でのやりとりや担当運転士との情報交換など、その時々の状況に合わせて自ら考え、対応していくことが求められました。と同時に、それまで以上にフットワークや責任感が求められたので、この出向では大いに現場力を磨き上げることができました。

2002-2005
埼玉高速鉄道
2005-
和光検車区
入社7年目-現在

和光検車区

3年間の出向を経て、再び以前と同じ和光検車区に配属となりました。年々、任される業務が多くなるなか、2017年12月31日の大晦日に運転計画担当として宿泊勤務についた日のことが忘れられません。夜遅くまでダイヤ乱れが続き、列車の所在地が把握困難な状態になってしまいました。また、直通する他社路線も同様の状態だったため、互いに連絡を取り合い、どのように正常に戻すかを調整し、始発までに電車の運用を決めていきました。非番になり帰宅中に電車に乗って破魔矢を持った家族を見た時、年明けを実感するとともに、自分たちの仕事が365日お客様の日常をしっかり下支えしているのだと感じることができました。
さまざまな経験を積んだ後、現在では庶務担当として、和光検車区本区・分室合わせて121人の労務管理や研修管理を行っています。また、周辺保育園や小学校の車両基地見学会の窓口も務めており、見学に訪れる和光市や朝霞市の子どもたちに向けて、有楽町線・副都心線の魅力を発信しています。それまでの車両相手の仕事とは違う、人相手の仕事の中で、日々、私自身もあらためて東京メトロで働くことの魅力ややりがいを実感しています。

これまでの道を振り返って

私は入社前、鉄道に関する知識が皆無で、車両整備の仕事に対して不安を感じていたのですが、入社後は多くの上司や先輩方からアドバイスをいただき、仲間とともに故障対応など日々の業務を積み重ねていくことができました。上司から背中を押してもらったからこそ、今の自分があるのだと強く思います。