鉄道事業における新たなサービスの拡充

METRO POINT CLUB メトポ

持続的な成長を遂げるために
ITと多様性に対応したサービスを展開

東京メトロでは持続的な成長の実現を目指し、鉄道事業においても様々な取り組みを実施している。その代表格がICカード乗車システムであるPASMOの活用だ。具体的にはPASMOで東京メトロを利用すると、運賃や電子マネーとして使用できるポイントが貯まる「メトロポイントクラブ」というサービスを展開。現在、PASMOはAndroid端末やiPhone、Apple Watchなどのアプリでも使用できるので、より気軽にポイントを貯めたり、使ったりすることができる。また、リンク株式会社と共同で開発した視覚障がい者ナビゲーションシステム「shikAI(シカイ)」も注目度が高いサービスのひとつ。駅構内の点字ブロックに設置されたQRコードをiPhoneで読み取ることで、現在地から駅構内の目的地までの移動ルートを音声ガイドしてもらえるという。多様性に満ちた社会のニーズに応えるため、東京メトロのサービスもさらなる進化を遂げている。

お得で利便性の高い企画乗車券で
国内外の旅行者の心を掴む

鉄道事業では訪日外国人や国内旅行者、シニアなどを対象にユニークな企画乗車券の発売やイベントなどでのポイント進呈といった取り組みも展開している。たとえば、東京都交通局と共同で販売中の「Tokyo Subway Ticket」は都内の地下鉄全線が乗り放題となる企画乗車券で、発売以来、多くの訪日外国人や国内旅行者に愛用されてきた。しかも、その利便性はますます向上しており、2020年3月からはオンライン旅行代理店などで取得したQRコードを主要駅の旅行者向け券売機にかざすだけで、いつでも簡単に「Tokyo Subway Ticket」を発券できるようになっているという。こうした先進的な取り組みはポストコロナの東京観光において、さらに多くのお客様の心を掴むことだろう。