東京地下鉄株式会社 新卒情報 : TOKYO METRO RECRUITING

機電系対談

  • 宮川 圭介
  • 宮本 大輔
  • 渡部 智也
  • 大林 弘史

01

社内外との調整を重ねて、
課題解決に取り組む

社内外との調整を重ねて、
課題解決に取り組む

  • 宮本こうして、同期の4人が顔を合わせるのは、久しぶりだな。
  • 宮川会議に同席したり、電話で問い合わせたりすることは、最近、特に増えているけれど、機電系のこの4人が一堂に会す場というのは、あまりなかったよな。みんな、それぞれ多方面で活躍しているようだし。車両部の二人はいま、どんな仕事を担当してる?
  • 渡部今担当しているのは、車両の全体計画策定だね。東京メトロが保有する車両は約2,700両あって、それぞれ約50年周期で更新の時期を迎えるわけだけれど、その更新のタイミングや大規模な改造工事等の長期的な計画の策定を担当しているよ。更新時期が集中してしまうと、投資額や業務負担が重くなるので、相互直通他社や地上設備の更新時期を踏まえて、投資額や業務負担をいかに抑えるかを考えながら計画する必要があるんだ。
  • 宮本相互直通運転をしてるから、自社の都合だけで決定できないだろうし、試運転をするにしても、その調整が発生するもんな。
  • 渡部たとえば車両1つをとっても各社ごとに満たさなきゃいけない仕様は違うし、最適解をだすための調整は多くあるよ。他社や他部との調整にあたって、会社や部を代表して調整にあたるのが自分の役割ではあるんだけど…。バヤシ(=大林氏)は、海外に目を向けた仕事をしているんだろ?
  • 大林海外への技術協力を含めた積極的な展開は、中期経営計画にも謳われているけど、車両部としても、これまでに蓄積されたメンテナンスや車両改造のノウハウを生かして、海外の事業に参入する余地はないのか、調査、検討している段階。
  • 渡部車両部の最先端の仕事だな。
  • 大林多くの人を動かすような仕事がしたいなと以前から思っていて、将来は海外の保守の現場を切り盛りして支えていくような仕事ができれば、自分としても成長できるんじゃないかなと期待しているよ。ケイスケ(=宮川氏)は今、電気企画課だよね。
  • 宮川これまでは電気設備の保守の支援だったり、工事を計画するという仕事をしてきたけど、いまは電気部の対外的な、あるいは他部に対しての窓口の役割を担っているよ。相互直通運転先や社内の各部署から相談を受けたり、協力要請があった場合に、電気部としてどう対応してできるかを判断して、相手先との協議を進めていく。自分だけで判断できることばかりではないから、誰に聞けばこの情報が得られるのか、どこに知っている人がいるのかを把握しておくことと、何でも聞きやすい人間関係をつくっておくことも大事だね。ダイスケ(=宮本氏)にメールして、相談したこともあったよな。
  • 宮本ああ、そうだったな。俺はいま設備課で、エスカレーターやエレベーター、ホームドア、空調設備などの電気設備の仕様検討や事業計画の策定をしている。たとえば各部からの要望に対して、それが技術的に可能なのか、予算的に実施できるものなのかを検討し、次年度、あるいはその先の事業計画に反映していく。
  • 宮川何をやるにしても、設備課が顔を出す。たとえば駅の改装を検討するときにも、振り返れば、ダイスケがいる。電気って身の回りにあるものなので、必ず絡んでくるよな。
  • 宮本そうそう、電気設備って、お客様にはその存在感を示せない黒子的なところがあって、照明も空調もお客様にとっては、あって当たり前。それをいかに機能させるのか、どう実現するのかを担っている重要なセクションなんだと思う。
  • 渡部ところで、学生時代に学んできた電気や機械の知識は、現在の仕事にどう活かされているんだろう?
  • 大林鉄道に特化して学んできたわけではないので、業務に必要な知識は、会社で一から学んだことがほとんどかな。そのベースになる知識だったり、どう筋道を立てて掘り下げていくべきかという点は、研究のプロセスを通じて培ったものが活きているのかもしれないね。
  • 宮本そうだな。学生時代の研究テーマは、鉄道とは一切関係ないけれど、自ら研究テーマを設定し、分析に必要な手法を検討していくというプロセスから学んだものが大きいのかもしれない。自ら主体的に考え、周囲を巻き込みながらチームとして成果を上げていこう姿勢を、いまも大切にしているけれど、振り返れば、それは研究室時代に身につけたものだと思う。
  • 宮川鉄道の技術って特殊で奥深いものなので、やっぱり現場に入って身につけることが多い。けれど、与えられた課題に対して、どのようなアプローチで解決に導くべきかという、客観的なデータを積み上げながら、最良の解決法を導き出そうという態度が求められるという点は、研究活動にも通じるところはあると思うよ。

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02

あらゆる取組みが
「東京を走らせる力」に
つながる手応え

あらゆる取組みが
「東京を走らせる力」につながる手応え

  • 宮本入社した頃よりも、会社でのやりとりが増えたように思うけれど、どう?
  • 渡部確かに。ダイスケとはこの間も、同じ打ち合わせの場で会ったな。
  • 宮本トモヤ(=渡部氏)が、あの場をカッコよく捌いているのを見て、見とれちゃいました!(笑)
  • 宮川8年目にしては、大きな仕事を任されているという実感があって、振り返っても、若いうちから責任のある仕事を、積極的に任せてもらっていたなと。
  • 大林社外との打ち合わせの場でも、それを感じていて、他社だと10年以上のキャリアを積んだ人たちが参加する協議の場に、若いうちから参加させてもらっていた。「よじ登れば、世界が変わる」という感じで、若手にも積極的に対外折衝などの重要な場を経験させることによって、成長させようという想いを感じるよ。
  • 宮川電気部でも、新しい技術を積極的に取り入れようという方針があって、かなり若いうちから、そういう活動に取り組むことができたし、自分たちの意見を反映させる場をいただいている。そのなかには、ダイスケと一緒に取り組んだテーマもあったよな。
  • 宮本部としての課題を、いかに解決に導くかという視点で、若い人たちでそれを考えてみようというプロジェクトに参加できているのはありがたいなぁ。外部に話を聞いたり、それをまとめて部にフィードバックしたり、研究段階のものであっても、解決の糸口となるのなら、それを深掘りしてみようということになる。
  • 大林車両部も、新しいものを取り入れようという雰囲気に満ちているよね。
  • 渡部新しい技術を導入しようとすると、その調整先も多いので、若いうちから会社の代表として意見を言う場が増えてくる。首都圏のネットワークの真ん中にあるので、どの鉄道事業者よりも他社と話す機会は多いんじゃないかな。
  • 宮川そうやって、多くのチャンスをもらって、みんなが成長を実感しているなかで、我々は東京の発展に、どう貢献していけるのか、というと…
  • 渡部我々が取り扱う車両は、お客様をお運びする上で、最も大切な商品のひとつであり、この車両を通じて、東京を走らせる力に貢献できていると思っている。お客様サービスの向上のための課題、コスト面の課題、相互直通他社と連携していく上での課題など、乗り越えなければならないものが数多くあるのだけれど、その課題をクリアして何かを実現したときの社会的な影響力は大きくて、そこにやりがいがあるんじゃないかな。
  • 宮本さきほども触れたけれど、いまの仕事で言うと、やりがいというのはお客様に気づかれないことだと思っていて…。何も意識することなく、目的地にスムーズに移動できるということが、東京を支えることにつながっていくと思う。「東京を走らせる力」って、当たり前を守りながら東京に活力を与えていくことだと思うので、ベースは気づかれないようなシームレスな感じでご利用いただくことが、最大のサービスなんじゃないだろうか、と思っているよ。
  • 大林良くも悪くも、何をやるにしても注目度が高い。それだけ新たな取組みに積極的にチャレンジしているということなんだけれど、それによって他の事業者にも影響を与えることができて、首都圏全体へと広がっていくこともある。その波及効果は、確かに「東京を走らせる力」になっていると思う。駅構内でスマホを使った案内の試みに取り組んだときにも、ネットニュースや業界関係者などの反応の素早さに驚き、プレッシャーとともに手応えを感じることができた。
  • 宮川ホームドアの設置ひとつとっても、それは、数百万人のお客様の安全につながっていて、駅に行けば、自分たちの仕事の成果が多くのお客様に影響を与えていることを確認できる。それは、やりがいだね。

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03

これまでの経験を咀嚼し、
東京メトロの成長に
つなげていく

これまでの経験を咀嚼し、
東京メトロの成長につなげていく

  • 宮本さて最後に、それぞれの今後の目標で締めくくろうか。では、ケイスケからどうぞ。
  • 宮川えっと…、この7年間、ずっと電気部にいて、電気の仕事の流れとか、他部との連携もだいぶできるようになってきたので、これまで積み上げてきた技術のバックボーンを持って、会社全体を見渡せるようなポジションで仕事をしてみたいと思ってる。ダイスケとバヤシの二人は、すでに自分のホームグラウンドを離れて仕事をしてきているので、視野の違いというのか、より広い視点でものごとを見ることができているように感じる。複数の視点を持つことが、自分の成長につながると思うので、そういう経験をしてみたいんだ。
  • 渡部同じように、俺もずっと車両畑でやってきているので、車両部全体の動きも見てきているし、車両の視点から、社内の各部門とこうした関わり方をしているんだなという点は熟知している。だから、これからは会社全体の投資計画だとか、これまでになかなか見えなかった部分が見えてくるような仕事をしてみたいと思っている。それを見て、これまでとは違う視点を自分のなかで育てた上で、車両分野の仕事にそれを還元したいと思う。見方が変われば、それまでにできなかったような価値のある提案ができるようになると思うからね。
  • 宮本ハノイのプロジェクトに参加して、事業全体を見据えて課題解決を図っていくことの大切さを意識できるようになったと思う。いま電気部に戻ってきて、そういう視点を活かして、会社全体としての施策を現場で実施しようとするときに、その実施環境の違いや意識の温度差のようなものを少しずつ埋めながら、うまく落としどころを見つけるような役割を担っていければと考えている。それをやるためには、より専門性を深めることが必要で、電気部として変えていくべきこと、守り続けていくべきことを見つめながら、電気の技術者としてのスキルを磨いていきたいなぁ。
  • 大林車両部では、最前線にいる現場の人たちと仕事をしたこともあるし、ジョブローテーションで異動になった経営企画本部では、経営層の考え方にも触れることができたし、会社全体として目指していくべき方向を自分のなかで咀嚼する機会にもなったと思うんだ。そういう会社が進むべき方向性を、最前線の現場にまで浸透させていくのが、自分たちの役割だと思うし、組織内のコミュニケーションをより円滑にすることに貢献していきたいと思う。それと個人的には、いま会社としても新しい挑戦となる事業に携わっているので、その経験を今後の業務に活かしていきたいね。

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