東京地下鉄株式会社 新卒情報 : TOKYO METRO RECRUITING

スペシャル対談 技術職種 車両 地方出身者座談会

  • 車両部 中野工場 車両係 荒木 綾介
  • 車両部 綾瀬工場 車両係 水嶋 綾菜
  • 車両部 中野検車区 車両係 翁田 紘希
  • 車両部 深川検車区 車両係 前門 貴之

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未知の世界に、チャレンジする

未知の世界に、チャレンジする

  • 前門みなさん、お疲れさまです。今日は地方出身者の座談会ということで、ここに集まったわけだけれど、何を話そうか。同じ車両部にいても、普段はなかなか顔を合わせることのないメンバーなので、聞いてみたいことはたくさんあるけど…。
  • そうですね。僕はまず、みんなが東京メトロのエキスパート職を選んだ理由を聞きたいですね。それと、地方から東京に出て働くことに不安はなかったのですか?荒木
  • 翁田じゃあ、荒木くんから話してよ。
  • わかりました。
    僕は山形県の出身で、自動車整備の仕事に興味があったので、機械システム科に進みました。2つ上の先輩が、東京メトロに就職したことを聞いて、そういう選択肢もあるんだなと気づかされました。自動車と鉄道車両という違いはありましたが、その整備を通じて安全を確保するという仕事であり、より多くの人々の毎日を支えるという点に魅力を感じたんです。親元から離れて一人暮らしをすることに不安もありましたが、新しいことに取り組んでいくことへの期待感が勝りましたね。次は水嶋 さん、お願いします。
    荒木
  • 水嶋私は大学を卒業後、契約社員として関西の鉄道会社で働いていました。事務職でしたが車両の部品調達にも関わり、車両工場に足を運ぶ機会もあったんです。その現場で女性の技術者が働く姿を見て、女性でも車両の点検の仕事ができることを知り興味を持ちました。そして、東京メトロで社会人採用を行っていたので挑戦することにしました。初めての一人暮らしですし、新しい環境で、新たに人間関係を築いていかなければなりませんでしたが、東京で暮らすことで最先端のファッションに触れ、最先端のスポットに行けるという楽しみもありました。
  • では、次は僕から…。機械システム工学科に進学したのは、機械いじりが好きだったから。就職にあたっても、機械を設計する仕事よりも、直接機械に触れることができる仕事がしたいと考えました。東京メトロで車両のエキスパートを目指すという選択は、そんな僕にとって自然な成り行きでしたね。東京は、物価が高いというイメージがあって、ちゃんと生活していけるかなと思ったけど、まあ、何とかやってます(笑い)。音楽好きなので、好きなアーティストの演奏を聴きにいけることも楽しみにしていました。翁田
  • 前門僕は沖縄県の出身で、高校を卒業したら県外で働きたいと先生に相談したら、東京メトロを紹介されました。沖縄にはモノレールはあるけど、鉄道はそれほど身近な存在ではありません。そんな未知の世界に挑戦できることが楽しみだったし、車両の構造がどうなっているのかという興味もあった。それと、スキーやスノーボード等のウィンタースポーツにもチャレンジしてみたかった。入社後、先輩に連れていってもらって初体験。すごく楽しいね(笑い)。
    ところで、入社後はすぐに周りの雰囲気に溶け込めたの?僕の場合は、先輩たちに野球やサッカー、卓球などの活動に誘ってもらって、自然に打ち解けていくことができました。沖縄出身は珍しいので、疎外感があるのかなと思っていたけれど、逆にみんな興味を持って声をかけてくれました。
  • 私が所属する班に大阪出身の先輩がいて、私より歳下だったのですが、遠慮せず気軽に話しかけてくれて、とても助かりました。関西出身の方も多くて、綾瀬工場関西会という集まりもあります。何故か関東出身の方が仕切っているのですが…。水嶋
  • 荒木山形県人会、あります!ある日、社内便が届いたので見てみると、県人会の案内でした。それと、周りの先輩たちが、いろんなスポーツに誘ってくださいました。半ば、強引に(笑い)。それに参加しているうちに、馴染んでいく感じでしたね。
  • 同期が3人いて、歳の差はあるのですが、結構楽しくやっています。また、検車区では泊まり勤務があるので、チームとしての一体感が自然に生まれますね。一緒に仲良く助け合って仕事をしていくというムードが定着しているので、自然に溶け込むことができました。翁田

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02

車両と向き合い、考えること

車両と向き合い、考えること

  • 水嶋入社して仕事をしてみて、あらためて気づく東京メトロのすごいところというのがあると思うんだけど、みんなはどんなふうに感じていますか?私がいる綾瀬工場では、毎年11月に「メトロファミリーパーク」というイベントを開催していて、1万人を越えるお客様が来場されます。テレビの取材が入ったり、外部の企業にスポンサーとなっていただいたり、社会的な影響力の大きな会社であることをあらためて実感しました。
  • 僕がすごいと思うのは、安全面に関する意識の高さかな。ヒューマンエラーをなくすための勉強会も頻繁に開催されますし、脱線復旧訓練等にも参加者全員が集中して取り組んでいる。車両部の仕事は、お客様の目に触れることはないけれど、誰もが地下鉄を利用するお客様の安全を守るという高い意識を持って、日々の業務に取り組んでいることがすごいなと思う。翁田
  • 荒木これだけ大きな組織で、車両部でも多くの技術者が働いているなかで、技術の伝承がしっかりと行われている点がすごいと思います。先輩たちが、不具合への対処法をすぐに判断できたり、直せたりするのは、さらにその上の先輩たちからの伝承が、きちんとなされているからなんだなと思う。入社当初は、先輩たちがつきっきりで指導してくれたり、定期的に勉強会を開催して、技術者として必要な知識を段階的に身につけることができるようになっている。技術伝承のための、きめ細かな配慮が行き届いていると感じています。
  • ちょっとした故障や不具合が発生すると、同じ部品を使っている車両の一斉点検が迅速に行われるなど、安全への追求にすごく力を入れていると感じるね。それと動力車操縦者運転免許を取得して、車両の入出庫作業を行うようになって気づいたことなんだけど、各検車区にいる配車計画担当者が、すべての列車の配車計画を組み上げ、トラブルに際しても緻密な調整を行って、分刻みの運行を守っている。そういう意味で、車両部の仕事って鉄道サービスの根幹を支えているんだなと感じる。みんなは、どう感じているのかな?前門
  • 水嶋荒木くんが技術の伝承と言っていたけど、私の場合、化学を学んできたので、機械や電気の知識は、全くゼロからのスタートだったの。工具の使い方、回路図の読み方から教えていただいて、徐々に仕事をこなせるようになっていく。そうやって、先輩たちが積み上げてきたものを伝え聞きながら、自分のものにしてきたように、今度は後輩たちに引き継いでいかなければならないなって思ってる。時には、失敗もしてきたけれど、その失敗も含めて自分の経験をしっかりと伝えて、ゼロベースからでも着実に成長していけることを示していきたいな。
  • 故障車が入ってきた時に、その車両が抱えていたトラブルが、たまたま勉強していた事象だったので、先輩にこう対応しませんかと提案して、直すことができた。その時には、自分の成長を感じられて嬉しかった。いま思うと、先輩もその対処法については熟知していて、それでも自分の考えでやってみろと言ってくれた。そういう経験を重ねることが、後輩の成長につながると考えて、そっと背中を押してくれた。そういう先輩でありたいな。翁田
  • 荒木12年に1回だけ行われる電子機器のオーバーホールを、入社した年に経験した時には、貴重な経験ができて自分の幅が広がったと感じました。タイミングによってはなかなか経験できないことも多いので、その時々の作業を大切に記憶に留めて、自分なりの引き出しを充実させていくことが大切なんですね。
  • それぞれの車両が導入された時期によって、制御装置のメーカーが異なったり、それぞれの機器が示す特性に微妙な差があったりするよね。そういう個性を見極めて対応するためにも多くの経験が必要になるので、多くの車両と向き合い、その経験を後輩たちにつないでいきたいと思っています。前門

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03

さらなる飛躍と成長のために

さらなる飛躍と成長のために

  • 荒木東京に来て、最初に感じたのは、列車の運行間隔の短さ。乗り過ごしたとしても、すぐに次の列車がホームに入ってくるでしょ。その列車を点検し検査する立場で想像するのは、来て当たり前の列車が来ない、あるいは遅れが生じた時に、お客様は何を思い、どう感じるのかということ。自分たちが正確に仕事をして、ミスをゼロにすることを心がけることが列車の安定運行につながり、いつも通りの当たり前の日々を提供できることになる。そういう想像力を働かせて、これからも日々の作業を着実に遂行していかなければならないと思っています。
  • これからの目標ということで言うと、いまはまだ車両部で活躍する女性社員が少ないのですが、今後は多くの女性社員が入ってきて活躍できるような環境を整えていきたいと考えています。そのためにも、自分たちが殻を破って、実績を残していかなければならないのですが…。車両部には、女性社員だけのミーティングで問題点を話し合う機会もあり、そうした場で積極的に発言し、女性が働きやすい環境をつくっていきたいですね。水嶋
  • 翁田将来的には、車両整備のプロフェッショナルを目指したいです。こんな故障があったらあの先輩に聞けばいいと、そういう頼れる先輩がいるので、自分もそういう存在になっていきたいな。そのためにも、積極的にわからないことを聞く姿勢を大切にしたい。先輩たちから知識やスキルを引き出す努力を継続していきたいです。周囲で先輩の作業を見ているだけじゃなくて、やらせてくださいと自分から働きかけて、積極的に手を動かしてみることも重要かなと思ってます。
  • 将来的には、前門さん、前門さんと後輩から慕われる存在になっていたいな。故障車が入って来た時にも、事前に対策をして、みんなを率いて修繕に臨む。そんなリーダーシップを発揮できたらいいなと思います。そうやって一人前になったら、うちの技術はすごいんだぞと、帰省をしたときに自慢できます。よく帰省はしているんですけど、鉄道がないところから上京してきたので、もっと努力を積み重ねないとスケール感が伝わりづらくて(笑い)。前門
  • 荒木工場と検車区とで、それぞれ担当する検査は異なるけれど、列車の安定運行を支えるという想いは一緒なんだなと感じました。それぞれの将来に向けた熱い想いも聞けたし、楽しかったです。
  • こちらこそ、楽しかったです。そしてみなさん、お疲れさまでした。水嶋

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※内容は取材当時のものです