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Expert Positions

運輸系職種

再挑戦した「接客選手権」で最優秀賞を獲得

運輸職種(駅)

遠藤 美佳 Mika Endo

営業部 日本橋駅務管区 駅係員
2016年入社 ホテルブライダル科

私は、お客様と接する機会の多い駅係員として働いています。東京メトロでは接客技術の向上を目的に「接客選手権」が開催されていますが、最初に出場した時は予選で敗退してしまいました。そこからより一層、接客技術にこだわり、先輩や後輩にお客様役を演じてもらい、客観的に見てどのような印象を受けるかなどアドバイスをもらいながら練習を積み重ねていきました。また、東京メトロの催し物や安全への取り組みについて、お客様への説明の仕方や接客用語について研究しました。そして、翌年に再挑戦した「接客選手権」で、なんと最優秀賞を獲得できました。入社前から接客業が好きだったこともあり、努力を続けてきてよかったと感じました。これからも接客技術の向上に努めるとともに、お客様と直接関わることのやりがいや楽しさを周りにも伝えていきたいと思います。

社内公募制度を活用して、新しい自分と出会う。

運輸職種(駅→本社)

三浦 拓真 Takuma Miura

資産管理部用地課所属
2019年入社 鉄道・トラベル学科

資産管理部は東京メトロの所有する土地や建物の管理・活用や、南北線・有楽町線延伸にむけた用地売買交渉などを主な業務としています。実は私は、この部署に「社内公募制度」を活用して異動してきました。社内公募制度とは、新たな人材を必要とする部署が公募し、応募者の中から採用する制度です。私は以前駅係員をしていましたが、他の視点からも鉄道を捉えてみたいという思いがあり応募しました。そしてすぐに「宅地建物取引士」の勉強をして資格を取得。もちろん採用されるかどうかわかりませんが、できることは全て挑戦しようと思っての行動でした。併せて、直前まで面接の練習やアドバイスをしていただいた先輩方のお陰もあり、採用していただけました。それらの熱意とサポートが功を奏したのかもしれませんね。現場から本社に移動し、自分が何をしなければならないのか、いかに先を読んで行動できるかを問われることが多くなりました。しかしそんな時でも、駅で学んだ「一歩引いて物事を考える」が活かされています。駅ではお客様が何を求めているのか、どうすれば安全に気持ちよくご利用いただけるかを考えることが多いです。物事を考える時は主観的にならないように、一歩引いて客観的に考えるようにしています。全く異なる仕事で大変なこともありますが、新しい自分と出会え、人として成長できると感じています。

万一の事態にも対応できるように、「特級運転技師認定試験」に合格

運輸職種(運転士)

小川 勝 Masaru Ogawa

運転部 東西線乗務管区 運転士
2005年入社 機械科

私は鉄道の知識が浅いと感じていたので、それを補うために「運転部技能水準認定試験制度」に臨みました。初級から中級、上級と進み、昨年ついに「特級運転技師認定試験」に合格することができました。これは運転実習線で通常と同じ車両を走行させ、異常時の対応・処置能力を確認する試験であり、大規模地震等、数十年に一度あるか無いかの事象にもスムーズに対応できることが求められる大変難易度の高い試験になります。様々なトラブルを想定し、車両故障時の取扱いや法令の再確認など、覚えなければならないことも数多くあります。合格に向け日々勉強するモチベーションを保つことは大変でしたが、この努力が「様々なトラブルに遭遇した時、冷静・的確に対応できる力になる」と自分に言い聞かせ乗り越えてきました。実際に合格したことで、日々の業務により自信を持って取り組めるようになりました。

※記載内容は取材当時のものです

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