東京地下鉄株式会社 新卒情報 : TOKYO METRO RECRUITING

社員インタビュー

保守土木(土木職種)

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維持管理の時代に、
土木構造物の保守に携わり
鉄道事業を支える。

小柴 康平KOHEI KOSHIBA

2014年入社

Career

  • 2014年
     工務部
     土木課 事務係
  • 2016年
     工務部
     土木工事所 土木第二課 工務係
人を知る

地下構造物の維持管理に携わりたい

土木工学科に進んだのは、電気や機械、建築を学ぶよりも自分には合っているのではないかと、漠然とイメージできたからです。しかし具体的にどんなことを学ぶのか、その先にどんな仕事があるのか、その時点ではっきりと見えていたわけではありませんでした。土木といっても水やコンクリート、インフラ関連等の幅広い分野がありますが、私は水関係の研究室に所属し、河川の流域に生育する植物を調べて、繁殖力の強い外来種から日本固有の植物を守り生育を促すためには、どうしたらいいのかという研究をしていました。
就職先を考えるときに根底にあったのは、東京を拠点として自分には何ができるのか、何がしたいのかということでした。

東京の出身で、高校時代には南北線を、大学時代には有楽町線を利用してきました。そんな親しみのある鉄道ということもあって、東京メトロのオープンセミナーに参加しました。ここで土木の先輩社員が、地下鉄特有の問題として、漏水をいかに防ぐかという課題にも向き合っていることを知りました。水の研究を続けてきた私にも、役に立てることがあるのではないかと思いましたし、土木の講義のなかで、これからは維持管理の時代だと言われて続けてきたので、地下の構造物をどう保持していくのかを学び、その維持管理に携わりたいと思いました。

仕事を知る

維持管理の技術で、鉄道事業を支えていく

入社後の2年間は、工務部土木課の技術基準担当として、主に自然災害対策の一つである大規模浸水対策に取り組みました。想定される浸水の深さに対する土木躯体の性能を評価し、水圧に耐えるための構造物の補強や防潮扉の改良、躯体の嵩上げ等の対策とそれらの施工方法を検討し、設計を進めていきました。まず現場の状況を把握するために、一つひとつの現場を見て回り、その対策や補修方法、採用する工法等の技術的な検討を重ね、工事の実施にあたっては、周辺地域の方々や道路管理者など、社内外の理解と承認を得るための協議にも携わりました。2016年から土木工事所に異動し、最後まで見届けることはできませんでしたが、担当した工事がいま着工へと動いているので、それらがかたちになるのを楽しみにしています。

現在、土木工事所で担当しているのは、主に浸水防止機や水位計、地震計等の防災設備の維持管理に関する業務です。これらの設備は、それが必要になった時に、しっかりと役割を果たせるように定期点検を徹底し、必要な補修を施さなければなりません。浸水防止機は歩道上にある換気口に設置されており、道路を占用して点検、補修を行うため、道路管理者との事前協議などの準備を怠ることなく、計画的に工事を進められるように心がけています。また、今後はトンネル内の点検作業の出動機会も増やして、将来、さまざまな対策を実施する際に、自分から提案できるようになりたいと考えています。

この職種を目指す学生へメッセージ

人々の交流を支える貴重な資産を守り抜くということ

私たちの仕事は、主にトンネル内の構造物を対象としているので、仕事の結果がお客様の目に触れることはありません。また、地下という空間のなかで、限られた時間内に作業を完了させなくてはならないという制約もあります。しかし、東京の地下に張り巡らされた路線に列車を走らせ、安全・安定輸送というサービスを提供していくために、その基盤となるのが地下の構造物であり、これらを末長く見守り、維持管理していくのが私たちの役割なのです。そのことを重く受け止め、責任感と使命感をもって日々の業務に取り組めることが、やりがいにつながります。部署を越え、あるいは組織を越えて、さまざまな人を巻き込み、協力し合いながら、人々の交流を支えるかけがえのない資産を守り抜くことで、誇りを感じられる仕事がありますよ。

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※内容は取材当時のものです